汗腺トレーニングしましょう!

みなさんお元気ですか?

最近、暑い日が続きますね~
今日は、暑くなり始める6月下旬から急激に増加する熱中症についてです。
人間の体温調節機能は、脳の視床下部にある「体温中枢」が担っていて、「体温中枢」は体表面の血行を促し、皮膚から熱を放出したり、汗の気化熱を利用して体温を調節しています。
ところが、この汗のなかには、熱中症を防ぐために「よい汗」と「悪い汗」があるそうです。
「よい汗」とは、風呂に入ってすぐに出るようなサラッした汗で、塩分濃度は低く、すばやく気化して体温を低下させます。
 一方、「悪い汗」は、汗をかくことが苦手な人のかく汗で、発汗までに時間がかかるため塩分濃度が高くベタベタした汗です。
また、気化するまでの時間も、よい汗に比べて大幅に長くなります。
したがって、悪い汗は体温低下にうまく貢献することが出来ないそうです。
水は塩分とともに体内にとどまる性質があるので、悪い汗をかき続ければ、塩分不足となり、いくら水を飲んでも脱水になってしまいます。
つまり、塩辛い汗をかく人は、熱中症にかかりやすく重症化しやすいという事でしょう。
ただ、よい汗をうまくかけない人でも、ウォーキングやジョギングなどの運動を毎日の生活のなかに取り入れると、汗腺が鍛えられ、汗をかけるようになるそうです。
汗腺トレーニングで、毎日汗をかけば熱中症に対するリスクはかなり低くなりますね。
ヨッシャ
!みなさんガンバリましょう!!
それではまた。
   
6月14日 k